JHL戦況報告

12月1日(土)

北電 26-25 トヨ自
(13-11, 13-14)

『ラスト1分30秒で北電が抜け出し、接戦をものにする!』
 13番山原のミドルで先制した北陸電力は、3番神田のミドル、7番高田のサイドなどで得点し、10分を過ぎて6対1と好スタートを切った。一方のトヨタ自動車は、北電GK有江の好守もあり、なかなかリズムをつかめずにいたが、20分を過ぎた頃から、20番山口の速攻やポストでの得点で徐々に点差をつめたものの、前半は13対11の北電リードで折り返した。
 後半立ち上がりは、13番山原の速攻や7番高田のサイドで得点する北電に対して、トヨタも19番福田のミドル、7番坂口のサイドなどで得点し、一進一退の攻防となり、15分には、8番栗崎の7mスローで、この試合初めてトヨタがリードし、北電がタイムアウトを請求し立直しを図る。その後、25分には北電が再逆転、トヨタがタイムアウトを請求し、両チームともラスト5分に勝負をかける。28分30秒、24対24の同点から5番桜井のカットインで北電が1点リード、29分30秒には再び5番桜井が速攻からのカットインで北電2点のリードとする。残り30秒で北電は2人の退場者を出し、トヨタに7mスローで得点を許すもののタイムアップとなり、26対25で接戦をものにした。