JHL戦況報告

12月1日(土)

車体 28-27 Honda
(13-11, 15-16)

『劇的な幕切れ、ノータイム7mスローでトヨタ車体が価値ある1勝!』
 ともに4勝での対戦となったトヨタ車体対Hondaの一戦。序盤5分は両チームのセットオフェンスがきっちりと得点に結びつき、一進一退の状況が続く。流れをつかみたい両チーム、先手を取ったのはトヨタ車体。6分に16番GK谷井選手がHondaの7mスローをシャットアウト、ディフェンスも機能し始めると、徐々に点差を広げ、16分には10対5と5点差をつける。このままトヨタ車体優勢で進むかにみえたゲームであったが、ここからHondaも意地を見せ、14番野嶋選手の7mスロー、3番鶴見選手のサイドシュート等で前半のビハインドを何とか2点にとどめた。
 後半、メンバー、ポジションを変えながらゲームをコントロールしていくトヨタ車体。しかし後半26分、Hondaがついにトヨタ車体をとらえ25対25の同点に追いつく。そして残り10秒、27対27同点トヨタ車体最後の速攻。ボールはノーマークの13番小沢選手のもとへ。シュートモーションに入る小沢選手に対しHondaはたまらずファウル。そしてノータイム7mスローに。これをトヨタ車体7番野村選手がきっちりと決め28対27。トヨタ車体は苦しみながらも貴重な1勝をあげた。