JHL戦況報告

12月8日(土)

北電 25-25 紡織
(14-16, 11- 9)

『北陸電力がホームで価値あるドロー!』
 北陸電力は3-2-1、トヨタ紡織九州は4-2と互いに高い位置でのアグレッシブなディフェンスで、前半は速攻を絡めたスピーディーな展開となった。13番山原の7mスローで先制した北陸電力は、ポストを有効に使いながら、3番神田のロング、2番高橋のサイドなどで得点する。一方のトヨタ紡織は、相手のミスを誘い、6番村上秀、4番村上直などの速攻や、クイックスタートから7番呉のカットインなどで得点し、前半を16対14の2点リードで折り返す。
 後半立ち上がり、2番中畠の速攻、20番藤山のミドルなどでトヨタ紡織が抜け出したかに見えたが、後半12分、続けて退場者を出したすきに22対22と同点にされる。その後6分間お互い無得点の時間があったが、またも、トヨタ紡織が退場者を出し、北電が13番山原のミドルなどで23分には25対23と2点のリードを奪う。その後、5番植木のミドル、速攻から11番阪のシュートでトヨタ紡織が28分に25対25の同点に追いつく。ここで、北陸電力はすかさず作戦タイムをとり、残り2分の勝負となる。その後お互いゴールできず、残り10秒でトヨタ紡織が作戦タイムをとり逆転ゴールを狙ったがミスになり、逆に北陸電力13番山原に速攻を運ばれ、さよならゴールかと思われたが、わずかにタイムアップのブザーが早く、25対25のドローで終わった。