JHL戦況報告

9月22日(土)

北國 27-26 広島
(12-15, 15-11)

『白熱の初戦、北國銀行鮮やかな逆転勝ち!』
 開幕戦の大事な試合、北國銀行のスローオフで始まる。坂口のサイドシュートで得点する広島メイプルレッズに対して、北國は10番野路のステップシュート、カットインなどで得点。互角の立ち上がりの両チーム。しかし、メイプルは5番大前の速攻、6番植垣の7mスローなどでペースをつかみ、15分には9-5と4点リードを奪う。北國も17分メイプル8番菅野の退場を機に逆襲。4番上町の7mスロー、9番横嶋の速攻などで一気に追いつくとそこからはお互い退場者を出す荒れた展開になる。メイプルは2回退場の菅野に代わり、4番青戸を投入する。ディフェンスで落ち着きを取り戻したメイプルは徐々にリード広げ、15-12で前半を折り返す。
 後半、先制はその青戸がうまいカットから速攻で得点。15番金のロングシュートもようやく決まり、10分過ぎには20-15とリードを広げる。しかし、ここから北國もスピードプレーを活かし9番横嶋の速攻、5番宮前のポストシュートなどで得点。8番小野澤のカットインでついに20-20の同点に追いつく。ここからは逆に北國のリードをメイプルが追いかける展開。北國のポストプレーを防げないメイプルは6番植垣のロングシュート、10番伊藤のサイドシュートなどで追いすがり、29分植垣の7mスローでついに26-26の同点に追いつく。しかし、北國もタイムアウト後に10番野路が決勝のカットインシュート。27-26と熱戦に終止符を打った。