JHL戦況報告

10月28日(日)

オムロン 35-27 北國
(21-16, 14-11)

『洪の負傷をものともせず、オムロンが首位をキープ!』
 前日のホーム開幕戦を勝利で飾った北國銀行は、前年度女王のオムロンを迎えて連勝をねらった。しかし先手を取ったのはオムロン。佐久川のサイドシュートを皮切りに、洪の適確な配球からポスト、サイドで得点を重ね、8分には7対2とスタートダッシュに成功。北國はロングの決定力に欠け、苦しい展開。オムロン退場のチャンスに横嶋のポスト。宮前のサイドで反撃するが、オムロンは坂元のポストなどでリードを保ち、5点差で前半終了。
 後半に入り、北國は守護神田代が前半すべての7mスローを決めていたオムロン吉田をシャットアウト。そして5分、野路の速攻を守りに行ったオムロン洪が負傷退場したことにより、逆転へのチャンスがふくらんだ。しかしオムロンは洪の代役巻が守りに、安心院が攻めにふんばり、決め手を欠く北國にさらに差をつけ、8点差で逃げ切った。首位をガッチリとキープしたオムロンにおいては、オフェンスでくさびとなったポスト坂元の強さが目をひいた。