JHL戦況報告

11月17日(土)

広島 29-26 ナゴヤ
(15-12, 14-14)

『メイプルレッズ、落ち着いた試合運びで勝利!』
 広島メイプルレッズ青戸選手の華麗なポストシュートが決まり、観客がどよめく中ゲームが開始された。前半序盤は広島GK江頭選手の好守により、広島がゲームを有利に進めるが、HC名古屋も菅谷選手のミドル、ロングシュートにより追いすがる。前半中盤に名古屋は広島金選手にマンツーマンをつける。広島の攻めが単調になる中、名古屋は秋山選手の速攻、菅谷選手のカットインにより、リードを奪う。広島はディフェンスを固めながら徐々にリズムをつかみ、安齋選手のサイドシュート、青戸選手のポストシュートにより再びリードし、前半は15-12で広島が3点差で折り返す。
 後半は、広島植垣選手、名古屋の本澤選手がそれぞれ連続して、シュートを決める。互角の立ち上がりであった。広島は土屋、石山選手のポストシュート、名古屋も宮田、秋山選手の速攻が決まり、チームの持ち味を生かし一進一退の攻防が続く。後半10分、名古屋は宮田選手の連続得点によりリードを奪うが、17分過ぎから金選手が4分間で3得点を決め、さらに大前、植垣選手が個人技でたたみかけ、22分には5得点差とする。終了まで名古屋も必死に追いすがるが、結局前半の3点差のまま、広島が逃げ切った。