JHL戦況報告

1月19日(土)

北國 40-20 広島
(16-13, 24- 7)

『北國銀行、5年ぶりのプレーオフ進出を地元で決める!』
 開始早々、10番野路の速攻で北國銀行が先制する。広島メイプルレッズも直後に6番植垣のカットインで追い着く。北國はエース4番上町のミドル、9番横嶋のポストで着実に加点する。一方の広島は北國のアグレッシブなディフェンスと北國GK12番田代の好守に阻まれ、前半10分まで1得点と攻め倦む。その後、北國は7番新田の速攻など足を使ったスピーディーな攻撃で得点を重ねる。対する広島も落ち着きを取り戻し、ポスト14番石山を使ったコンビプレーが機能し始め得点し、前半を16対13の北國3点リードで折り返す。
 後半に入っても北國のスピードは衰えるどころか加速し、5番宮前、4番上町の速攻でスタートダッシュに成功し、完全に主導権を握る展開になる。広島は北國の速い攻撃に足がついていけずディフェンスが荒くなり退場者を出し、少ない人数で戦う苦しい展開となる。終ってみれば、40対20の大差であった。終始、安定した守りから走り続けた北國が圧勝し、地元で5年振りのプレーオフ進出を決め、会場の観客と共に歓喜の輪ができた。