JHL戦況報告

2月17日(日)

オムロン 31-30 ソニー
(16-16, 15-14)

『劇的な勝利、オムロン3連覇!』
 ソニーセミコンダクタ九州のスローオフでプレーオフ決勝の開始。オムロンが6番吉田の7mスローで先制。その後、オムロンは固い守りからリズムをつくり、17番東濱、20番ルーキー藤井のカットインミドル、6番吉田7mスローと着実に得点を重ね、前半10分で7-3とオムロンリード。ソニーもディフェンスでリズムをつかみ、8番亀山、2番郭の速攻などで3連取し、前半15分に8-8と追つくが、オムロンもここから連続得点でリズムをつくり、前半26分で15-12の3点リードとなる。前半ラスト3分からソニーが2番郭のミドルなど食い下がり、前半終了間際、ソニー5番田中がシュートを決め追い付き、前半16-16で終了。
 後半立ち上りから、オムロンペースで試合が展開され、後半9分で23-18の5点リード。しかしその後、オムロンは単調な攻撃で波に乗れず苦戦。一方ソニーは全員攻撃で波に乗り、後半20分で26-26の同点に追い付く。後半22分には、ソニー15番寺田のサイドシュートで、逆転に成功、29-27と2点をリードする。その後一進一退の攻防が続き、ラスト30秒でオムロン20番藤井のミドルシュートで、再度オムロンが逆転し31-30となる。終了間際、ソニーは7mスローを奪い、同点のチャンスとするも、オムロンGK勝田がナイスセーブし試合は終了、オムロンが逃げ切った。プレーオフ決勝にふさわしい好ゲームな展開であった。