JHL戦況報告
9月14日(日)
湧永 32-18 北電
(13-11, 19- 7)
『湧永製薬、地元開幕戦で完勝! 後半、北電を突き放す!』
湧永製薬は2008-2009シリーズの地元開幕戦。立ち上がりポスト吉田で先制、幸先よいスタートを切る。湧永は自慢の固い守りから速攻を繰り出し、7分まで5-1と主導権を握った。北陸電力もGK丸山がノーマークシュートを再三阻止するなど堅守を見せるが、湧永ディフェンスを崩せず、得点が伸びない。中盤に入り、両サイドからの切り崩しに成功した北陸電力が徐々に追い上げを見せる。17分過ぎには9-6と3点差に迫る。湧永製薬はポスト、速攻で再三ノーマークを創るものの、シュートが決まらず波に乗れない。終盤に入り、25分には11-10と1点差に詰め寄られたが、東、新らのシュートで何とか2点差をキープし13-11で前半を終了した。
後半立ち上がり、東・東長濱の得点で4点差とするものの、北陸電力も神田、杉山らで打ち返し、一進一退の攻防に。しかし10分前後に相次いで北陸電力に出始め、ここで湧永は一気に加速、7mth、速攻とたたみかけ12分までに23-15、8点差とリードを広げた。中盤に以降、攻めが単調になった北陸電力を尻目に、湧永製薬は着々と加点、22分までに17-17と10点差とした。北陸電力も5番桜井のシュートやポスト落合らで対抗するが、退場者を出したときの攻防が勝敗を決した形となった。湧永製薬はシュートミスは多かったものの、ディフェンス、オフェンスとも持ち味を発揮して北陸電力を下し、地元開幕戦を勝利で飾った。最終スコアは32-18の圧勝だった。