JHL戦況報告

10月19日(日)

北電 23-22 トヨ自
(14-13, 9- 9)

『もつれるゲーム、北陸電力、苦しみながらの1勝!』
 序盤からエンジン全開の北陸電力は、No.2高橋選手のサイドシュート、No.4落合選手のポストシュート、そしてNo.3エース神田選手のロングシュートなど多彩な攻撃で得点を積み重ねると、9分には8-1、大量7点のリードをつける。このまま一気に北陸電力ペースかと思われたこの試合、ここからトヨタ自動車が怒涛の反撃。No.8ポストプレイヤー栗崎にボールを集め、相手ディフェンスのファウルをさそうと同時に得点を量産、7連続得点で17分には8-8、ついに同点に追いつく。その後、1度失ったリズムを取り戻した北陸電力は前半残り2分、No.3神田選手の連打で14-13、再びリードを奪い前半をしめくくった。
 後半は前半とは一変、一進一退の攻防が続く。先に抜け出したのは前半リードをゆるしていたトヨタ自動車。10分、No.10多和田選手の連打などで3連取20-17と3点のリードを奪う。一転、追う立場となった北陸電力はここからNo.2高橋選手がサイドシュートに速攻と大車輪の活躍で4得点をあげると24分、22-22ついに同点に追いつく。残り5分、ともに得点をあげられないままもつれたゲーム、試合を決めたのは北陸電力No.5桜井選手。北陸電力が苦しみながら23-22で1勝をつかんだ。