JHL戦況報告
10月25日(土)
Honda 29-27 北電
(17-11, 12-16)
『北陸電力の猛追を振り切ったHondaの劇的勝利!』
3-2-1ディフェンスを敷く北陸電力に対し、ポストのブロックなどで崩すHondaが序盤からリード。対してHondaの6-0ディフェンスからの高い壁を、北陸電力はポストシュート・サイドシュートで応戦するが、GK四方の巧みなゴールセーブでなかなか連続得点にならない。15分過ぎには12-6のダブルスコアでHondaがリードを広げる。ポストプレーを警戒して下がり気味になったHondaディフェンスを、北陸電力は神田・桜井のミドルで差を詰めるが、Hondaも竹田・横地のミドルや速攻で応酬し、膠着状態のまま前半を終了。スコアは17-11であった。
後半、長身大谷を投入してディフェンスシフトを6-0に変更して粘り強く守る北陸電力だが、クロスアタックを多用してきたHondaのディフェンス陣を攻めあぐね、どうしても差を詰めることができない。両チームともバックプレーヤーのミドル・カットインで加点し、一進一退となる。しかし、10分過ぎからHondaのオフェンスミスの間に、北陸電力が神田・前田の技ありシュートなどでその差を3点とすると、徐々に会場もヒートアップ。さらに18分には速攻時の反則で、Hondaの竹田が退場となり、北陸電力にはまたとない追撃の機会が訪れる。高橋のサイドシュートなどで2点差・1点差と追い上げる北陸電力に対し、Hondaも竹田のミドルや速攻などで必死の反撃を見せ緊迫の展開となる。残り2分を切ってHonda鶴見が痛恨の失格の反則。終了間際の同点の速攻チャンスに北陸電力は手痛いファンブル。そのボールを持ち込んだHondaの柳本がシュートを決めたところで終了のブザーが鳴り、激戦はあっけない幕切れとなった。