JHL戦況報告

11月1日(土)

車体 25-25 紡織
(12-11, 13-14)

『トヨタ車体、苦しみながらも引き分ける!』
 5勝2敗で並ぶ両チームの一戦、序盤7番呉、2番中畠、10番海道らで車体ディフェンスを翻弄する紡織に対し、車体は紡織の2-4ディフェンスを攻めきれず、前半12分2-7と予想外の展開で紡織がリードする。中盤、車体は7番野村を投入し立直しを図る。徐々に点差が縮まり、車体5番高智の力強い突進、20番門山のミドル等で27分ついに同点となる。車体15番鶴谷のゴールで12-11になったところで、前半終了。
 後半もGKの堅守で引締まった立上がりとなる。5分、紡織10番海道に2分間退場の紡織ピンチに、車体は7番野村、20番門山で加点し点差を広げる。紡織は6番村上秀、7番呉を中心に早い展開を駆使し、15分には17-17と同点とする。7番野村の強烈なミドル、19番銘苅のカットインに対し、集散の早いディフェンスから速攻を仕掛ける紡織。この日幾度も7mTを阻止している、GK田平に対し紡織元島監督が19番鈴木を送る。これが見事に決まり、一旦は紡織に流れが傾いた。残り45秒紡織1点リードの状況、車体の攻めは成功せず、すぐさまマンツーを仕掛けた車体は残り6秒にボールを奪い、7番野村が遠目から放ったステップシュートは劇的な同点ゴールとなった。