JHL戦況報告
11月2日(日)
湧永 28-26 紡織
(14-13, 14-13)
『接戦を制したのは湧永製薬!』
コート全体を広く使ったリズムのよいボール回しから幸先よく2点を連取したトヨタ紡織九州。しかし湧永製薬もすぐさま反撃、前半5分をすぎ3-3の同点とする。ここから試合の流れをつかんだのは湧永。高い位置から激しくプレッシャーをかける紡織、ディフェンスの間を強引にカットイン、No.14ポスト武藤にボールを集める展開からファウルを誘うなど4連続得点、7-3とリードを奪う。対する紡織は集中力を切らすことなく粘り強くディフェンスを続けると、相手の退場の機を生かしてじょじょに自分達のペースをとり戻していくと、No.6村上のサイドシュート、No.12GK谷川の攻守などで点差を縮めていく。そして25分からの4連続得点でついに1点差。前半は14-13湧永リードで折り返す形となった。
後半、引き離したい湧永、追いつきたい紡織。湧永No.1志水、紡織No.12谷川、両GKの活躍もあり試合は一進一退。しかし終盤、決めるべきところをしっかり得点につなげた湧永、ここ1本を決めきれなかった紡織。その差が勝敗として現れた1戦であった。