JHL戦況報告

2月14日(土)

琉球 30-29 北電
(12-15, 18-14)

『琉球コラソン勝利! 北陸電力、ホーム最終戦落とす!』
 北陸電力のスローオフで試合開始。琉球は高いディフェンスで北陸電力の攻撃にプレッシャーをかけ速攻にもち込むものの、北陸電力キーパー丸山の好守もあり、なかなか得点に結びつかない。3分過ぎ、北陸電力神田のアウトフェイントで先取点をあげる。その後北陸電力高田の2連続得点で3-0と北陸電力がリード。9分過ぎ、琉球も速攻で初得点を挙げる。その後お互いが得点を取り合う攻防が続く。14分過ぎ、前田のシュートを皮切りに北陸電力が4連取で10-4となったところで琉球監督がタイムアウトの要求。その後は両チームキーパーの好守もあり、激しい攻防が続く。残り1分30秒で琉球がミドル、速攻と連続得点。前半終了間際、琉球岡田が速攻で得点すると同時に北電退場者が出て、15-12と北陸電力リードで前半を終了する。
 後半立ち上がり、琉球のパワープレーを北陸電力が無失点で抑え、北陸電力が流れをつかむかと思われたが、その後、琉球水野、高田らの3連取で後半開始5分で同点とする。その後両チームとも一進一退の攻防で点の取り合いとなる。18分33秒琉球の速攻に対し、北電前田が退場。判定に不服のジェスチャーを示した前田にさらに失格となる2分間の退場が追加。琉球がパワープレーで2連取、たまらず北陸電力がタイムアウトを取るが、琉球の勢いは止まらず4点差とリードを広げる。しかし北陸電力も踏ん張り、神田、杉山の7mスローなどで26分過ぎには同点に追いつく。その後27分北陸電力杉山が得点し、1点北陸電力がリードするが、28分琉球が速攻で2連取しリードを奪う。北陸電力も同点をかけて最後の攻撃に入るが、サイドシュートがキーパーに阻まれ試合終了のブザーが鳴る。北陸電力は神田8点、高田6点と活躍をみせたが、琉球の高いディフェンスと速い攻撃に屈し、ホーム最終戦を勝利することはできなかった。一方最後まで走りのスピードが衰えなかった琉球は、上位チームからうれしい白星を挙げた。