JHL戦況報告

9月13日(土)

北國 29-21 広島
(12-11, 17-10)

『広島メイプルレッズ地元開幕戦を勝利で飾れず、連敗スタート』
 メイプルレッズの地元開幕戦。北國銀行のスローオフで試合開幕。まず先制は北國、速攻から10番野路良が得点。ここから両チームともGKの堅守で得点できない。6分過ぎようやく北國が2点目を挙げると、メイプルもすかさずクイックスタートから8番菅野が得点、ゲームが動き出す。北國はスピードある野路良のカットインやポスト9番横嶋の活躍で13分まで5得点、メイプルは李を中心にセットを組み立て14分まで3得点と、中盤までロースコアの展開。中盤以降も両GKの好セーブで両チームとも得点が伸びない。23分まで10-8と僅少差でゲームが進むが、25分メイプルが植垣、伊藤の連打で10-10の同点に追いつく。北國がタイムアウト後2連取し、抜け出そうとするが、メイプルも植垣のロングシュートで食い下がり、前半を12-11北國リードで折り返した。
 後半出だし、北國はセットプレーから両サイドが得点、14-11と3点差とする。メイプルは菅野が2回の退場でディフェンスで使えない苦しい布陣。さらに3点を加えられ、6分過ぎまで18-12と一気に6点差とリードを広げられた。中盤に差し掛かっても北國の勢いは衰えない。さらに5点を追加して、15分過ぎまで23-15と8点差とした。メイプルも植垣のミドルで応戦するも点差が縮まらない苦しい展開。メイプルのディフェンスが機能し始めた中盤以降、北國の得点が伸び悩む中、11番坂口、10番伊藤の得点で追いすがるものの、北國13番仲宗根の絶妙なステップシュートが連続して決まり、26分まで27-19と8点差をキープした。最後に意地をみせたメイプルが2点を加えたものの27-21で北國銀行が勝利した。8得点を挙げた北國・仲宗根の活躍が光った。