JHL戦況報告
2月21日(土)
オムロン 26-22 北國
(17-12, 9-10)
『オムロン、貫禄の勝利!』
開始早々、No.9坂元のポストでオムロンが先制する。その後もNo.7藤井の7mスロー、No.8佐久川のサイドで加点し、順調な立ち上がりを見せる。一方、北國はオムロンの高いディフェンスに苦戦するも、No.9横嶋、No.4上町の連続速攻で徐々にリズムを掴み、前半10分過ぎまでは一進一退の攻防が続く。しかし、ここからオムロンは高さを活かしたポストとのコンビプレーが機能し始め、北國のラフプレーで得た連続7mスローをNo.7藤井が確実に決め点差を広げていった。北國もNo.13仲宗根の多彩な攻撃で反撃するも、前半を17対12のオムロンリードで折り返す。
後半に入ると北國は持ち味のアグレッシブなディフェンスからNo.18若松の速攻で、さらもGKNo.1下地の好守などで後半10過ぎまで3対1と優位に運ぶ。一方、オムロンはパスミスが目立ち本来の攻撃ができず苦しい展開が続く。12分過ぎ、No.17東濱のカットイン、No.8佐久川の速攻などの4連取でペースを掴み、その後は互いに譲らず上位チーム同士の緊迫した試合となったが、オムロンが前半のリードを守り抜いた。北國も地元の声援に後押しされ最後まで全力プレーでプレーオフに向け再起を誓った一戦となった。