JHL戦況報告

9月19日(土)

大同 30-23 車体
(15-12, 15-11)

『王者大同、圧巻のスピードハンドボール!』
 1-5ディフェンスで高い位置からプレッシャーをかけ速攻に持ち込む大同特殊鋼に対し、トヨタ車体はダブルポストを使ったオフェンスで反撃する。序盤はトヨタ車体の高智がミドルシュートを連続して決めるなど一進一退の攻防となったが、徐々に流れは大同ペースとなる。前半20分大同のリードは6点に広がるが、そこからトヨタ車体は門山がポストシュート、ロングシュート、カットインからのシュートを決め、さらにGK坪根の好セーブもあり3点差まで詰め寄り前半を終えた。
 後半、坪根の好セーブで試合が始まり、このままトヨタ車体ペースで試合が進むかと思われたが、大同は運動量の多いディフェンスからのパスカットでまたも大同ペースで試合は進む。中盤お互いに退場者を出すが、坪根、高木の両GKが好セーブで試合を盛り上げる。大同は末松、白が順調に得点を重ねるが、トヨタ車体は崎前がノーマークシュートを2本たて続けに外すなど、後半15分には23-16と大同のリードは7点に広がる。終盤、トヨタ車体は銘苅、佐々木の得点で一時は4点差まで追い上げるが、大同も末松、白、渡久川、松永らの得点で30-23と大同が勝利した。