JHL戦況報告
9月19日(土)
合成 22-22 北電
(10-11, 12-11)
『初勝利をかけ、両者譲らず!』
両チームとも今期リーグ初勝利を狙って気合の入った一戦。試合開始早々に豊田合成は3-2-1の高いディフェンスからボールを奪い、50試合連続得点で本日表彰を受けた中村が速攻を決めて記録を更新。対する北陸電力も3-3の高いディフェンスで対抗し、13分豊田合成に退場者が出ると神田、落合が決めて4-5と逆転する。その後両チームともサイドシュートを決め合うなど一進一退の攻防が続き、豊田合成はGK藤田の連続ファインセーブでしのいでいたが、北陸電力は神田の連続得点などで前半を1点リードで折り返した。
後半も両チームともアグレッシブなディフェンスから速攻を仕掛け合う。6分に北陸電力は退場者を出し同点に追いつかれるが、しぶとくつないで逆転を許さない。しかし豊田合成は12分に今村が速攻から連続ゴールで同点。ホームでの初勝利に執念を見せる。15分森光が7mスローを決めてついに逆転するが、北陸電力は杉山の連続得点などで逆に3点リードする。粘る豊田合成は残り4分で1点差につめ寄り残り、さらに1分30秒で同点に追いつき、ラストプレーで逆転をねらったが、今村のシュートが外れてタイムアップとなり、引き分けに終わった。両チームとも体を張った攻守で迫熱したゲーム展開であった。