JHL戦況報告
10月25日(日)
琉球 33-29 北電
(15-10, 18-19)
『琉球コラソン、1対1の攻防で勝り、逃げ切って初勝利をあげる!』
1勝が遠い両チーム。どちらも地元選手が多く、ある意味では、ハンドボール王国の威信をかけた戦いとも言えるゲーム。No.7高田のサイドシュートで先行した北陸電力だが、琉球コラソンの3:2:1ディフェンスを攻めあぐねるうちに6連続失点し、前半11分で4点のビハインドとなる。激しいコンタクトにより互いに退場者を出しながら、試合は一進一退の様相。結局は堅守の琉球コラソンが、速攻の分だけリードし、15対10で前半を折り返した。
後半、追い上げたい北陸電力は、さかんにポジションを変化させてポストを使うが、シュートに精度を欠き得点が伸びない。対する琉球コラソンは、1対1やアウトカットインからサイドでノーマークを作り、No.9東やNo.15志慶間が決めて逆にリードを広げ9点差となる。No3神田のミドルやNo2高橋の回り込みで粘る北陸電力は、残り10分を切って4点差とするが、琉球コラソンはNo.23水野の個人技などで応酬し、最終スコア33対29で琉球コラソンが初勝利をもぎ取った。