JHL戦況報告

12月12日(土)

大同 37-19 琉球
(21- 9, 16-10)

『大同特殊鋼、白選手の日本リーグ通算800得点を大勝で祝福!』
 両チーム共にディフェンスがうまく機能し、また両GKのファインセーブもあり、静かな立ち上がりとなった。大同特殊鋼は白、末松の両エースの華麗なプレーで得点を重ねるが、琉球コラソンも内山、水野(裕)の速攻や失点時もクイックスタートで反撃し、追いすがる展開となった。10分すぎから末松、白に加え、千々波、地引らを絡めた多彩な攻撃で着実に点差を広げる大同特殊鋼。一方琉球コラソンは大同特殊鋼の高い壁をなかなか崩せず、思うように点差を詰めることができない。20分頃から末松、白の4連取で点差を10点に広げ、完全に大同ペースになり、21対9で前半を折り返した。
 後半も末松、白らの4連取で差を広げる大同特殊鋼に対し、村山、高田らの必死の得点で攻撃するも、15分過ぎに退場者を出し、さらに苦しい戦いを強いられる琉球コラソン。野村、武田らの活躍で終始主導権を握っていた大同特殊鋼は、11得点の末松、6得点の白を途中からベンチに下げる余裕を見せながら着実に加点すると共に、堅いディフェンスで相手につけ入るスキを与えない。結局37対19で、大同特殊鋼が白元浮フ日本リーグ通算800得点達成を貫禄の大勝で飾った。