JHL戦況報告

3月21日(日)

大同 38-37 車体
(19-19, 19-18)

『接戦の末、大同特殊鋼5連覇達成!』
 第34回日本ハンドボールリーグプレーオフ男子決勝は、5連覇を狙う大同と初の決勝進出を果たしたトヨタ車体との対戦となった。車体のフローオフで始まり、先制も車体。No.19銘苅のミドルシュートやNo.5高智のブラインドシュートなどで前半9分7-3とリード。大同もGKNo.16東を軸に、固い守りからNo.4末松、No.15山城の速攻など4連続得点で前半13分7-7の同点とする。その後は、常に車体がリードするが、大同もNo.9武田のロングやNo.20白の個人技などで前半21分13-13の同点。その後、車体は3連続得点でリードするも大同が常に追いつき19-19の同点で前半終了。
 後半に入り、大同はNo.20白のミドルシュートで初めてリードする。しかし、車体もNo.8藤田のポスト、No.15鶴谷のサイドなどですかさず逆転し、後半9分、25-23とリード。しかし大同は、13分すぎ車体No.8藤田の退場を期に、No.20白のカットインやNo.4末松のサイドシュートで18分すぎ32-29と逆転する。しかし、車体もNo.18崎前の速攻などで21分すぎ33-33の同点に追いつく。その後は、一進一退の攻防が続き、No14千々波の得点が決勝点となり、接戦の末、大同が38-37の1点差で5連覇を成し遂げた。
 最高殊勲選手には白元普i大同・No.20)が、殊勲選手には銘苅淳(トヨタ車体・No.19)が選ばれた。