JHL戦況報告

10月10日(土)

ソニー 45-26 広島
(23-13, 22-13)

『盤石、ソニー圧勝!』
 国体によるブレイク期間を経て再開された日本リーグ。国体2位のソニー、3位の広島の対戦でお互い今後に向けて勝ってリズムを掴みたい。試合は2分40秒にソニーNo.3長野のカットインで初得点。ついていきたい広島は4分30秒にNo.17新城のサイドシュートで1-2とするが、その後なかなか得点できず3-8となったところで広島はチームタイムアウト。流れを変えたいところだが逆に15分を経過したところで4-11と差を広げられる。広島はNo.6植垣のミドルなどで応戦するが、ソニーの2回の退場や途中交代したNo.12GK横田の好セーブも活かせず、ソニーの堅いディフェンスに単調な攻撃となり、ミスから速攻で点差を広げられ23-13ソニーの10点リードで前半を終えた。
 後半に入ってもソニーの勢いは止まらず、ディフェンスからの速攻で差を広げ、セットオフェンスでは、この日9得点のNo.2郭の多彩なシュートなどで得点を重ねた。広島はソニーの堅いディフェンスの前にシュートをねらう姿勢が見られず、ミスからボールを失う悪い展開。途中交代したNo.11五月女の連続得点でリズムを掴みかけたが時すでに遅し。広島は差を縮めることができずに、メンバーを入れ替える余裕を見せたソニーが45-26で勝利した。
 なお、7mスロー阻止通算100本まであと1本としている広島No.1堂面選手は2度の機会に止めることができず、記録達成は次週に持ち越しとなった。