JHL戦況報告

2月6日(土)

広島 19-16 三重
(11- 9, 8- 7)

『メイプルレッズ、4位へ前進!』
 両チームともプレーオフ進出は逃しているが、4位を争う大事な一戦となった。試合序盤、メイプルは1-2-3ディフェンス用い、積極的に足を動かし三重の攻撃をしのぐ。三重もねばり強く、メイプルの攻撃にくらいついていき、試合はロースコアの守り合いの様相を呈した。前半中盤、メイプルの速いパス回しから全員が積極的にゴールに向かう攻撃に三重が徐々に耐えられなくなり、点差が広がり始める。メイプルが主導権を握るかにみえたが、終盤には失速、シュートを次々と三重GK毛利にはじき返され、追い上げを許し、11-9のメイプルリードで前半を折り返した。
 後半に入り、攻撃が噛み合わず、ちぐはぐな攻めを繰り返すメイプルレッズは、後半6分58秒まで無得点。その間に三重も1点しか挙げることができず、両者にとって苦しい展開となった。その後も両者決め手がなく、試合は終盤へ。終盤、メイプルはGK堂面の好守や三重のミスに乗じて得点を重ね、試合残り8分でこの試合最大の5点差とした。三重の最後の粘りも、5点差を跳ね返すには至らず、なんとかメイプルレッズが逃げ切った。