JHL戦況報告

2月20日(土)

北國 24-24 オムロン
(12-10, 12-14)

『首位決戦、北國、上町11得点も白熱のドロー!』
 開始早々、7番藤井のミドルでオムロンが先制する。北國も直後に9番横嶋の速攻で追い着く。北國は横嶋の連続速攻、4番上町の7mスローで着実に加点する。一方のオムロンも北國のアグレッシブなディフェンスに対して11番洪、17番東濱の高さを活かした攻撃で応戦。前半序盤は両チームのチームカラーが見られ、また、北國12番田代、オムロン12番藤間の両GKの好守もあって、一進一退の展開が続く。20分過ぎからは両チームのディフェンスがラフになり、退場者を出し始めた。ここで北國は4番上町の連続7mスローと17番八十島の連続サイドで抜け出し、前半は地元の声援をバックに北國2点リードで折り返す。
 後半に入っても北國のスピードは衰えず、エース4番上町を中心に確実に加点する。一方、オムロンも17番東濱の3連続得点などで必死に反撃するも、ディフェンスにラフプレーが続き、退場者を出す苦しい展開になる。これにより、北國は4番上町が7mスロー、8番中村のサイドで得点。北國GK12番田代も攻守を連発、このまま逃げ切るかと思われたが、最後にオムロンも底力を発揮、ラスト1秒、7番藤井の速攻からのミドルが決まり、終了間際で同点に追いつく。首位決戦に相応しい試合で観衆を魅了した。