JHL戦況報告

3月21日(日)

ソニー 25-24 北國
(13-15, 12- 9)

『決めた、ソニー! 逆転で悲願の初優勝!』
 悲願の初優勝を狙う両チーム。試合の幕開けは北國のエース・上町のロングによる2連取。ソニーの鮮やかなスカイプレーと持ち味を出して始まった。北國は固いDFで5分に3-1とリード。ソニーは昨日から好調のNo.4橋の速攻やGK飛田のファインセーブで7分に4-3と逆転。ソニーのカットインを北國が守れずに罰則が出る。北國はNo.18若松の的確なサイドシュートで同点とする。北國No.6佐久川の投入で流れが変わり、ソニーDFの足が止まるところを北國がカットインで切りさき、18分9-8と再逆転する。前半は15-13と北國リードで折り返す。ソニーは前半8得点の橋の活躍が光った。
 後半、北國がNo.4上町の得点やGK田代の好セーブで流れをつかみ、7分20-15と5点差をつける。両チームともディフェンスの足がよく動き、オフェンスでは小気味よくボールを回し、緊迫したゲームが続く。ソニーはNo.1中島・No.12飛田、両GKの好守により追撃開始。18分に22-22と同点。その後北國が2連取し24-22とする。北國に退場者が2人出て、DF4人のピンチをGK田代が好セーブで助けるものの、26分に24-24の同点となる。残り1分、北國のベンチが動き、同点の局面でタイムアウト。最後の指示をするが、残り30秒ソニーNo.4橋が本日14得点目となるゴールで勝ち越し。試合はそのままソニーが1点差で逃げ切り、歓喜の初優勝を飾った。
 なお、審判の的確なジャッジが好ゲームを引きしめた。
 最高殊勲選手には橋恵(ソニー・No.4)が、殊勲選手には横嶋かおる(北國・No.4)が選ばれた。