JHL戦況報告

9月4日(土)

大崎 32-30 車体
(16-15, 16-15)

『開幕戦、激戦を大崎が勝ち取る!』
 第35回日本リーグ開幕戦という事で盛大なオープニングセレモニーを行い、熱気があふれる中でのスローオフとなった。今シーズンスペインから戻った大崎電気の宮ア選手はベンチスタート。両チーム共に6-0ディフェンスでスタートした。開始15分、トヨタ車体はかたいディフェンス、そしてゴールキーパー甲斐の好セーブで流れをつかみ10-5とリードする。大崎は宮アを投入して流れを戻し、小澤のポストシュート、ゴールキーパー浦和のロングパスからの速攻で25分に同点、前半終了と同時にゴールインした東長濱のステップシュートで逆転し前半を折り返す。
 後半、先に流れをつかんだのはトヨタ車体。門山のミドルシュート、カットイン。香川のミドルシュート等で15分に24-21と3点リード。その後も、光増のサイドシュート、銘苅の7mスローで残り8分で29-26とリードをキープする。しかし、ここで大崎が最大の集中力を発揮。宮アのシュートを皮切りに、森の2連続ポストシュートで26分11秒に同点とする。ここから大崎は、小澤のサイド、豊田のカットインで2得点。車体もバックプレイヤーの巧みな動きでノーマークをつくるが、28分にゴールキーパー浦和の好セーブに阻まれ、、その後に2回連続でゴールキーパー吉田が車体の7mスローをセーブし、大崎の勝利を導いた。オープニングにふさわしい熱戦であった。今シーズンのこの熱い戦いを各地で是非たくさんの人に見ていただきたい。