JHL戦況報告
9月11日(土)
紡織 33-30 車体
(19-11, 14-19)
『トヨタ紡織九州、前半の貯金でトヨタ車体の追い上げをかわし開幕2連勝!』
フィジカルを全面に押し出すトヨタ車体、テクニシャン揃いのトヨタ紡織九州と好対照のチーム同士のぶつかり合い。両者6-0ディフェンスの立ち上りから、トヨタ車体はNo.22門山、No.14光増、No.17香川のバックプレーヤー陣が積極的にシュートを狙い、空いたスペースへポスト藤田が走りこみ得点を重ねる。一方トヨタ紡織九州はNo.20藤山が絶好調。開始から3連続でミドルを叩き込み応戦する。混戦を抜け出したのはトヨタ紡織九州。パスカットからの速攻などで、4連取し18分には13-6とリードを奪う。トヨタ車体はルーキーNo.10木切倉、No.13富田を投入し、流れを変えようとするがNo.10海道、No.7呉らの巧みなオフェンスを止められずに前半で8点のビハインドを背負う展開となった。
後半立ち上がり10分で15-25と点差が10点まで広がると、トヨタ車体はNo.13富田をトップに据え、アタックディフェンスを仕掛ける。GKNo.16坪根の好セーブも飛び出し後半20分には23-28と4点差まで縮める。トヨタ車体は、徹底的にポストNo.13富田にボールを集め、29分には30-32と2点差に迫ったが、惜しくも届かず地元開幕戦を勝利することができなかった。