JHL戦況報告

10月9日(土)

北電 26-26 琉球
(13-14, 13-12)

『両者一歩も引かず引き分けに終わる!』
 試合開始直後、北陸電力の先制点から始まり、両チームとも一歩も引かない展開となった。前半5分、落合の得点などで4-2と北陸電力がリードするが、琉球コラソンもオールコートディフェンスで応戦する。10分で7-4と北陸電力リード。なかな点差を縮める事の出来ない琉球コラソンだが、栗崎のループシュートなどで得点し、16分、ついに8-8と同点に追いつく。その後一進一退の攻防が続く。北陸電力は琉球コラソンのオールコートディフェンスの間を攻めていきたいところだが、パスミス、相手の好守に阻まれる。25分琉球コラソンが初めて1点をリードし12-11。両チームGKのファインセーブが光る。29分14-12と琉球コラソンリードの場面で北陸電力はタイムアウト。その後、すぐに北陸電力が1点返し、14-13琉球コラソンリードで前半が終了した。
 後半開始直後、北陸電力・山原の得点で同点、振り出しに戻ったが、琉球コラソン・内山の得点などで再び琉球コラソンが2点リード。後半6分、北陸電力も桜井の得点で同点にし両者一歩も引かない展開。その後もシーソーゲームが続き、両チームとも我慢の時間が続く。後半14分、琉球コラソン1人退場。この機を活かしたい北陸電力だが活かしきれない。後半23分、琉球コラソン高田・村山の連続得点で25-23と2点リード。さらに1点追加し、残り5分30秒、琉球コラソン3点リード。しかし後半26分7mスローを得た北陸電力は確実に得点し追撃に転じる。北陸電力はさらに得点し残り2分で1点差に迫る。緊迫した状況の中、後半終了間際、ついに北陸電力は同点に追いつき、引き分けで試合が終了した。