JHL戦況報告
10月16日(土)
紡織 32-23 北電
(13-12, 19-11)
『地力に勝る紡織、アウェーで北電を一蹴!』
今シーズン2勝目を目指す北陸電力のスローオフで試合がスタート。北陸電力は、紡織の固いディフェンスを崩せず前半9分過ぎまで無得点。一方紡織は、7番呉選手を中心としたボール回しにより着実に得点を重ねていく。なかなか波に乗れない北陸電力であったが、3番神田選手の得点をきっかけに追撃体制に入り、前半15分過ぎ、5番桜井選手の倒れ込みながらのミドルシュートで6対6の同点に追いつく。その後、北陸電力は2番橋選手の速攻や21番ゴールキーパー有江選手のスーパーセーブが炸裂。紡織は10番海道選手にブライドシュート8番佐久間選手の速攻などで両チーム譲らず、前半は13対12北陸電力1点のビハインドで折り返す。
後半に入り、キープレーヤー7番呉選手をオフェンスのみに集中させた紡織は、6番村上選手の2得点の活躍などで確実に得点を重ねていく。13対18の5点差となった7分過ぎ、たまらず北陸電力タイムアウト。直後、9番落合選手の倒れ込みシュートで反撃の狼煙をあげたかに見えたが、紡織はセンタープレーヤー3番西端選手を中心とした一線ディフェンスが機能し、北陸電力の攻撃をことごとくつぶしていく。後半15分過ぎ、16対24と8点ビハインドの北陸電力は、点差を少しでも縮めようとセンタープレーヤ4番切越選手をオフェンスに起用するも、紡織の流れは止められず23対32で試合終了。終わってみれば、昨シーズン4位紡織の強さをまざまざと見せつけられた一戦であった。