JHL戦況報告
12月11日(土)
湧永 26-26 紡織
(16-13, 10-13)
『紡織、湧永を追い上げ引分けに持ち込む』
紡織はスローオフのボールを呉がミドルシュートで決め先取点を奪った。それに対して湧永は新のサイドシュートでたちまち追いつく。その後も湧永は攻撃の手を緩めることなく、紡織のミスを速攻につなげ5点連取する。試合の流れはこのまま一方的に湧永に流れるかと思われたが、紡織は湧永の足が止まったのを見て、プレス気味のディフェンスからボールを奪い速攻でじわりじわりと追い上げていく。16分過ぎに9-8の1点差まで紡織が迫ると湧永はたまらずタイムアウトを取る。その後も一進一退の展開が続くが、前半25分過ぎから立て続けに紡織に退場が出たことからやや湧永に流れが傾き16-13の湧永3点リードで前半を折り返した。
後半はセットオフェンスよりも相手のミスを速攻で得点する展開が続いた。紡織は27分過ぎに26-25の1点差まで迫る。湧永はキーパー松村の2回連続の好守で逃げ切りを図るが、紡織は湧永に退場が出た終了間際に村上が同点のサイドシュートを決め引き分けた。