JHL戦況報告

2月12日(土)

車体 27-25 大同
(16-15, 11-10)

『トヨタ車体、プレーオフへ意地の勝利、大同を撃破!』
 プレーオフ進出のために1つも負けられないトヨタ車体と現在3位の大同特殊鋼の試合はトヨタ車体のスローオフから始まった。立ち上がりから両チームともに動きがよく互いに一歩も譲らない、3点差以上開くことのない展開が続いた。残り5分からトヨタ車体が22門山の力強いプレーなどで3点連取。1歩抜け出すかと思われたが大同1田中の好セーブでペースを握れない。16-15トヨタ車体1点リードで前半を折り返した。
 後半、4末松の動きにキレが増した大同は、徐々にペースをつかみ、15分には、この試合初めての3点差。このまま大同ペースかと思われたが、ここからトヨタ車体が踏ん張りをみせた。16坪根の好セーブで大同が得点できないうちに、13富田のポストプレーがさえわたり、21分には24-23と逆転。焦りからミスの多い大同は15分から29分までに9武田のロングシュートによる2点しか得点できない。残り30秒からオールコートマンツーマンディフェンスをするも、トヨタ車体は落ち着いたプレーでリードを守りきり、27-25でトヨタ車体の勝利。プレーオフ進出へ向けて貴重な1勝をもぎとった。