JHL戦況報告

9月19日(日)

広島 35-29 三重
(18-15, 17-14)

『広島メイプルレッズ、地元で三重に快勝、2勝目をあげる!』
 広島は三重を迎えての地元開幕戦。これまでの3戦で1勝1敗1分、オムロンとの引き分けなど、好調な立ち上がりを見せている。広島のスローオフで始まった一戦は、序盤堅さが目立つ両チーム、5分過ぎまで3-3とロースコアの立ち上がり、広島は復帰したNo.10呉を中心に、No.6植垣が打ち込み得点をあげるが、三重もエースNo.15伊藤が絶好調で10分まで6点中5点をあげる活躍を見せ、6-6互角の戦いを見せる。中盤に入って広島は速い展開から、サイドNo.5大前、No.10呉がカットインシュートで得点、相手ミスから速攻を決め、食い下がる三重から14-9と21分まで5点リードを奪う。三重もNo.3戎野を攻撃に参加させ、攻撃のリズムを変えようとするが、ゴールキーパーNo.1堂面の好セーブもあって、なかなか得点を詰められない。25分まで17-10、7点差のビハインドとなったが、残り5分で5点をあげる粘りをみせ、前半を18-15、広島の3点リードで折り返した。
 後半出だし、三重のNo.15伊藤のロングが決まり、まずは2点差に、しかし広島もNo.10呉、No.5大前、No.6植垣の得点などで、引き離しにかかる。一進一退の攻防の中、徐々に点差を広げ13分までに26-20と6点リードする。中盤を迎え、三重は広島のNo.15呉に対し、高めのデフェンスシフトを試み、打開を図るが、その隙間をカットインされ得点を許し、点差を詰めることができない。終盤も広島はゴールキーパーNo.1堂面のファインセーブを何とかしのぎきり、35-29で勝利した。三重はNo.15伊藤が12得点を挙げる活躍を見せたが、広島の総合力に屈した。広島はエースNo.6植垣が9点をあげる活躍を見せた。