JHL戦況報告

10月30日(土)

ソニー 32-28 広島
(17-15, 15-13)

『ソニー、ホームで広島を破り2位堅守! スピーディーなゲームに観衆も大満足!』
 ソニー高橋の7mスローでゲームが動き出す。ソニーはセット攻撃とはいえスピーディーに走りまくり得点を決めていくのに対して、広島はディフェンスからマイボールにするや否や、一次速攻から二次速攻までしつこく攻め、こちらも走って得点を重ね、900人を超える観衆の中、スピード感あふれるスリリングな展開となった。前半の山場として18分13秒に広島がコートプレーヤー3人になる苦しい場面もあったが、その後は、広島新城のサイドシュートなどで粘りを見せ、前半は17-15、ソニーの2点リードで折り返す。
 後半に入り、7分21-17とソニーが4点差をつけるが、広島は、大前のポスト攻撃から呉、新城のコンビで21-19と追い上げる。ソニーは、田中の得点などで12分25-21とするが、広島は、植垣などで5連取し26-25と逆転に成功する。ソニーも黒木のパスカットから高橋の速攻などで応戦し、残り10分27-27。ソニーは、広島呉へマンツーマンディフェンスを仕掛け、高橋らの3連取などで広島を突き放し32-28で勝利した。ソニーは、前後半要所の7mスローを決めた高橋、止めたゴールキーパー中島のポイントが大きかった。