JHL戦況報告

2月5日(土)

北國 27-24 広島
(17-15, 10- 9)

『メイプル、接戦をものにできず北國に惜敗! プレーオフ進出に向け苦しい展開に!』
 プレーオフ進出に向け負けられない地元メイプルが、北國銀行を迎えての一戦。それぞれ両チームエースの呉、上町の得点で始まったゲームは、序盤から激しい攻防が行われ、中盤まで両チームとも得点を重ね7-5で北國リード。ここから走力に勝る北國は、効果的に速攻やクイックスタートから得点し、17分までに10-6と主導権を握る。対するメイプルも早川が奮闘してサイドからの得点で食い下がる。その後も一進一退の攻防の中粘るメイプルは、ゴールキーパーの好セーブからじりじりと得点をつめ、27分には15-14の1点差に詰め寄るが、前半は15-17メイプル2点ビハインドで折り返した。
 後半に入り、メイプルは本日好調の早川が得点、植垣も続き、すぐさま17-17の同点にする。勢いづいたメイプルは呉のミドルシュート、ポスト高山の得点などで一気に逆転。7分までに21-18と3点のリードを奪う。中盤まで両チームともミスから得点が伸びないも、15分までに2点づつを加え、23-20とメイプルが優位のままゲームが進む。攻撃が噛み合わない北國は18分にタイムアウトをとり、立て直しを図る。そのタイムアウトが功を奏してかすぐ様4連取。21分までに24-23と逆転に成功する。ここから両チームとも無得点のまま5分間経過。緊迫の展開の中で先に得点を挙げたのは北國。残り1分で樋口が得点して3点差にし、その後両チームとも1点を加えたが、そのまま北國銀行がリードを守りきり接戦を制した。北國銀行の上町が9点を挙げる活躍をみせた。