JHL戦況報告

2月11日(金)

広島 22-18 オムロン
( 7-11, 15- 7)

『メイプルレッズ、大逆転でプレーオフ進出に前進!』
 ホームにオムロンを迎えたメイプル、両チームともプレーオフ進出に向けて負けられない1戦となった。試合開始から両チームとも足を良く動かした固いディフェンスとゴールキーパーの好セーブの連発で得点が伸びず、我慢の展開が続いた。試合は両者決め手のないまま膠着状態が続く。17分からシュートチャンスの見出せなくなったメイプルに対し、オムロンは確実にチャンスを活かし4連取、3点のリードを奪う。ここでメイプルはたまらずタイムアウトを要求。悪い流れを断ち切ろうとするが、試合はオムロンペースで進む。前半終了間際に粘りをみせ追い上げを見せたメイプルだったが、11-7の4点ビハインドで前半を終了した。
 後半に入り息を吹き返したメイプルは、いきなりの3連取、試合を互角の展開に引き戻した。メイプルのゴールキーパー堂面の好セーブに助けられたメイプルは後半11分ついに逆転。しかしオムロンもメイプルの逃げ切りを許さず試合は一進一退の攻防を繰り返す。状況の打開を図りたいオムロンは、メイプルNo.10呉にマンツーマンディフェンスをつける。ここでメイプルは粘りのポスト攻撃、No.15高山が残り5分で3点差となる値千金のゴール。その後、メイプルNo.8菅野のカットインでオムロンに退場者が出る。メイプルはパワープレーのチャンスを活かし、一気に5点差にリードを広げた。オムロンもオールコートのプレスディフェンスをしき必死に巻き返しを図るが、メイプルが22-18の4点差で逃げ切った。