JHL戦況報告
2月26日(土)
広島 29-22 ソニー
(17- 9, 12-13)
『メイプルレッズ快勝、自力でプレーオフ進出を決める!』
4年ぶりのプレーオフ進出をかけて地元広島にソニーを迎え撃つメイプルレッズにとっては、この試合に気持ちよく勝利し、女王復活の足がかりとしたいところ。試合開始直後、攻撃の歯車が今一つ噛み合わないメイプルであったが、ディフェンスではソニーの速いパス回しにしっかり対応。オフェンスの不調をカバーする。ディフェンスの安定しているメイプルは徐々に攻撃のリズムを取り戻しリードを奪う。このままメイプルペースで試合は進むかと思われたが、ソニーも力強いポストを絡めた攻撃で反撃、簡単に主導権をメイプルに与えず、試合は互角の展開に。ゴールキーパーを含めたディフェンス力に勝るメイプルは前半終盤、速攻でソニーをたたみかけ一気に加速、大きくリードを広げた。6点差がついたところでたまらずソニーがタイムアウトを要求、状況の打開を図る。しかし試合の流れを変えるには至らず、17-9の大量8点のリードでメイプルが前半を折り返した。
後半に入ると試合の流れは一転してソニーに。4連取で差を一気に縮める。嫌な流れを断ち切ったのはメイプルNo.6植垣。技ありのステップシュートを決める。これで落ち着きを取り戻したメイプルは再び8点差までリードをひろげた。ここからは両者一歩も譲らない互角の攻防を繰り返すが、前半のリードが大きくものをいい、29-22でメイプルレッズが快勝。プレーオフ進出を決めた。