東アジアクラブ選手権 戦況報告
4月21日(土)
斗山 35-25 北電
(20-10, 15-15)
『スピード、テクニックに勝る斗山が北電に圧勝!』
初戦、大同特殊鋼相手に善戦した地元の北陸電力が、強豪斗山に挑む試合は、北陸電力のスローオフで始まった。斗山の高い3-2-1ディフェンスに対し、13番のサイドシュート、5番の速攻の2連取で好スタートを切った北陸電力であったが、イージーミスを速攻でつなげられ簡単に得点を許してしまう。12分過ぎ、5対8と3点差つけられたところで北陸電力がタイムアウトを請求、立直しを図る。何とか流れを変えたい北陸電力であるが、相手のプレスディフェンスに足が止まりミスを連発、出足の速い速攻により確実に点差を広げられ、20分には7対14と大きくリードを許す。ここで攻撃システムをダブルポストに切り替えリズムを掴みたい北陸電力は10番のポスト、4番のステップシュートなどで得点するものの、前半を10対20と大量リードを許し折り返す。
後半に入り、ベンチメンバーを投入した斗山に対し、北陸電力は8番のサイドシュート、9番のポストシュートなどで得点し何とか差を縮めたいが、対する斗山も15番のポストシュートなどで加点、10分には24対14、15分には28対17と前半とは打って変わって一進一退の攻防が続く。しかし、残り10分を切り17番のサイドシュート、19番のポストシュートなどで斗山が4連取、差が広がるかに思えたが、地元の声援に何とか応えたい北陸電力も、9番のポストシュートで退場を誘い、9番のサイドシュート、新人GK1番のペナルティ阻止で会場を盛り上げたが、差は縮まらず、35対25でスピード、テクニックに勝る斗山が、北陸電力に圧勝した。