東アジアクラブ選手権 戦況報告

4月22日(日)

斗山 25-23 大同
(14-12, 11-11)

『斗山が追いすがる大同を振り切り、見事優勝!』
 優勝を賭けた大一番は大同のスローオフで幕を開けた。まずは、大同10番の速攻による得点で試合が動き出す。開始5分で斗山が警告3枚、大同が1枚という激しい肉弾戦のような試合展開。斗山が相手のミスや斗山GK16番のナイスセーブから79番、13番などが5連取し、3-6となったところで大同がたまらずタイムアウト。何とかして自分たちのペースを作りたい大同だが、斗山の寄せの早いディフェンスによりなかなか好機を生み出すことができない。苦しい展開が続いていた大同だか、2番のミドルシュートからリズムに乗り、斗山との点差を縮めていく。詰め寄る大同に対して斗山も2番、13番の得点で応戦し、大同を退けようとする。大同が勢いを見せたものの、12-14の斗山2点リードで前半を折り返す。  一瞬たりとも目が離せないこの試合の後半戦は、大同2番のミドルシュートによりスタートした。斗山は2番などのミドルシュートにより3連取し、大同を突き放しにかかる。しかし、大同も2番のミドルシュート、9番のサイドシュートにより懸命に食らいつき、粘りを見せる。大同7番のカットインから斗山2番の退場と7Mスローを獲得し、大同3番が7Mスローを確実に決める。そこでペースをつかんだ大同が続けて得点し、後半15分に大同が同点に追いつく。斗山は、大同に追いつかれ焦りを見せたが、13番の攻撃を軸に流れを取り戻し、5連取により点差を広げにかかる。追いすがる大同だが、斗山の堅いディフェンスや16番GKの好セーブに阻まれ、得点を許してもらえない。大同は試合終了前に3連取し反撃を試みるも時既に遅し。斗山が冷静に試合を運び、23-25で、見事優勝を果たした。