東アジアクラブ選手権 戦況報告

4月20日(金)

北國 30-24 ソウル
(17- 9, 13-15)

『GKを中心とした固い守りで北國銀行がソウル市庁に圧勝!』
 オープニングゲームとなった北國銀行対ソウル市庁は、ソウル市庁のスローオフでスタートした。立ち上がりは両チームとも固さが見られたが、北國がパスカットから17番の速攻で先制し、試合が動き出した。その後、両GKの好守により10分過ぎまで5対5とお互い譲らない展開となったが、北國8番のポストシュート、4番の7Mスローなどの4連取で18分に9対5とリードしたところで、ソウル市庁がタイムアウトを請求し、立て直しを図った。しかし、20番のカットインなどで得点するものの、ミスが目立ち、北國のGK12番を中心とした固い守りからの速攻を許す展開となり、前半を17対9と北國の8点リードで前半を折り返した。
 後半にはいり、ソウル市庁は15番のサイドシュート、17番の速攻など3連取で流れを掴んだかに思われたが、両チーム退場者が続き、一進一退の攻防が続く。それでも、20番の活躍により、17分には20対23と3点差に迫ったソウル市庁であったが、最後まで北國の0−6ディフェンスを崩しきれず、30対24で北國銀行が1勝目を挙げた。
 北國銀行が、GK12番を中心とした固いディフェンスからの速攻で終始リズムを崩さない試合展開であった。