JHL戦況報告

11月13日(日)

車体 33-32 合成
(16-17, 17-15)

『トヨタ車体、逃げ切って開幕連勝!』
 開幕戦の勝利で勢いにのる両チームの対戦。序盤ホームで連勝をねらう合成は高いディフェンスで、車体の攻撃リズムをくずす。対する車体も速攻からの速い展開でゴールをねらう互角の攻防。合成は野田、車体は木切倉の両センターが巧みなパスワークでチームを引っ張るが、野田は12分までに5ゴールを挙げる積極性が光る。13分までに10-6と合成がリードを広げたのに対し、車体も相手の退場時に3連取するなど、くい下がる。23分にはすばやい合成ディフェンスに対し、リズムを変えようと車体がタイムアウト。25分鶴谷、27分、29分崎前の両サイドがゴールを決めるなど、合成ディフェンスをサイドから崩しにかかるが、合成は1点リードを守って前半を終えた。
 後半、車体が速攻などで2連取、逆転してスタート。合成は野田、今村などのゴールで対抗。その後、藤堂、木下の両チームのGKの好守が続き、引き締まったゲームとなり、13分まで23-23と互角の展開。車体は合成のディフェンススペースへ人が走り、ポストシュートが増加。合成は、今村、森光ら右サイドが難しい角度からシュートを決め活躍。しかし、16分すぎから車体のカットインをゆるし始め、3連取される。合成はタイムアウトをとり、立て直しを図る。終盤3点のリードを追って、 合成、森光のサイドシュートなどで必死に攻めたて、残り6秒で1点差としたが及ばず、車体が逃げきった。