JHL戦況報告
11月23日(水)
合成 27-26 湧永
(16-11, 11-15)
『地元の声援を背に、豊田合成が逃げ切る!』
試合開始、豊田合成が4番野田のアシストから14番中村のポストシュートで先制する。湧永も9番佐藤のシュートで同点にする。ただ、お互いにパス、シュートミスが続き、5分が過ぎても2対2とお互いに波にのれない。しかし、そこからホームの合成が観客の声援をバックに4番野田の2連続得点、7番桶谷の2連続の速攻で6対2と4点リードする。しかし湧永はその展開にもあわてず、相手の退場を機に3番木村のポストシュートや11番樋口、9番佐藤の得点で、7対8と湧永が逆転。ここから湧永のペースの展開になるかと思われたが、合成は16番GK藤堂を中心にディフェンスを頑張り、オフェンスのリズムをとり戻し、10番森光のサイドシュートで10対9と逆転する。そこからは完全に合成のペースで試合が進み、4番野田を中心に13番今村、6番大橋の得点により、合成が16対11と5点リードで折り返す。
後半、合成10番森光、湧永13番新のサイドシュートでお互いに1点ずつを取り合う展開で始まるが、合成の流れが止まらず4番野田のステップシュート、10番森光の2連続サイドシュートで4分20対13と7点差にする。しかし、合成7番桶谷・4番野田と、前半流れをつくった2人が退場すると、湧永はパワープレーの間に3連続得点し、4点差とする。ここからは、お互いに点を取り合う展開に。合成10番森光が決めれば、湧永11番樋口が決める。合成15番芳仲がサイドシュートを決めれば、またも湧永11番樋口が決めるなど、3点差〜4点差をくり返し、観客も盛上がる。ラスト5分、合成10番森光がサイドシュートを決め、25対21と4点リードするが、ここから湧永が底力を出し、9番佐藤が速攻を含めて4得点を決め、合成を苦しめる。しかし、後半いく度となく湧永にいきかけた流れを引き戻した16番GK藤堂のファインセーブ、10番森光のサイドシュート、13番今村のカットインで、追いすがる湧永を1点差で逃げきった。合成は4番野田を中心に全員ハンドボールでつかんだ貴重な勝利であった。