JHL戦況報告

11月27日(日)

湧永 33-26 紡織
(15-14, 18-12)

『湧永、トヨタ紡織を下し5勝目!』
 山口国体の決勝戦を争ったチーム同士の試合は、湧永製薬のスローオフでゲームが始まった。開始早々2分間の退場者が出る波乱のスタートとなったが、湧永製薬はNo.23東長濱を中心にバリエーションある攻撃、トヨタ紡織は積極的なディフェンスからの速攻と、両者の持ち味が出たゲーム展開となった。湧永はNo.15今井のポストシュートなどで着実に加点し、16分過ぎには10対6とリードするが、トヨタ紡織もNo.6村上(秀)のサイドシュートなどで応戦し、21分には10対10の同点となった。その後、湧永はGKNo.1志水のファインセーブでリズムを掴み3連取。負けじとトヨタ紡織もNo.20藤山の豪快なロングシュートで応戦、前半は15対14、湧永リードで折り返した。
 後半になっても一進一退の試合展開であったが14分から湧永がNo.17古家のカットインなどで5連取し主導権を握った。トヨタ紡織もクイックスタートで、必死に喰らいつくが、要所で湧永GKNo.16松村がゴールを死守し、33対26で湧永製薬が国体決勝で敗戦した借りを返した。