JHL戦況報告
12月3日(土)
大同 33-29 湧永
(18-13, 15-16)
『湧永、地元開幕戦を飾れず!』
地元での開幕戦、トヨタ車体とトヨタ紡織九州に2連勝と調子が上向いてきた湧永製薬ともっか勝ち星で首位の大同を迎えての一戦。固い立ち上がりの両チーム、5分まで2-2。序盤3-2-1ディフェンスで相手のシュートミスなどから素早い速攻で主導権を握ったのは大同、12分まで6-3とリードを奪う。セットでもポストを有効に使って得点を重ねる大同に対して、湧永は23番東長濱が好配給、自らもカットインで応戦、17分まで9-7と2点差に詰め寄る。湧永はGKを16番松村に替え、リズムを変えようとするが、攻守にミスがあり、得点差は開く、25分まで15-9と6点差のビハンドを追う。終盤は両チーム点の取り合いとなり、18-13大同リードで折り返した。
後半に入り、一進一退の攻防が続く、湧永は固い守りから速攻をしかけるが、大同、12番GK久保の好守に阻まれ、シュートが決まらない。大同は、じっくりセットで攻め、得点差をキープし、11分過ぎまで24-19。中盤は、湧永1番GK志水、大同12番GK久保の両ゴールキーパーの好守のオンパレード、なかなかゴールを許さない。16分過ぎから、湧永はじりじりと点差を詰める。23番東長濱、17番古家と連続得点をあげ、一時3点差に詰め寄る。その後も大同の退場に乗じて、点差を詰めたい湧永だが、ポストを守れず、23分過ぎまで26-30と4点差。終盤に入ってもことごとく、ノーマークシュートを止められ、万事休す。最終スコアは33-28で大同。大同GK陣の奮闘が光った試合だった。