JHL戦況報告

12月10日(土)

紡織 34-28 合成
(15-13, 19-15)

『トヨタ紡織九州、豊田合成の追い上げをかわし4勝目!』
 現在、6位のトヨタ紡織九州と7位豊田合成、どちらも勝ってプレーオフ進出に望みをつなぎたい一戦。両者とも出だしから、スピーディーな展開を見せる。合成は4番野田からの展開で、紡織は7番呉からの好配球で得点をあげる。8分まで両者一歩も譲らず4-4。しかし中盤、抜け出したのは紡織。GK松野のセーブもあり、13分には4-7と3点差をつける。しかし、合成も粘りを見せる。紡織のミスから速攻をつなげ応戦、17分過ぎには9-9の同点に追いつく。合成は5-1の変則マンツーマンディフェンスに変えて、紡織の攻撃のリズムを崩し、24分には13-11とし、逆に2点のリードを奪う。紡織は苦しみながらも合成の退場を機に、再逆転、15-13で前半を折り返した。
 後半に入っても、一進一退の攻防が続き、退場で流れを失いかけた合成だが、GK藤堂が踏ん張り、6分には17-17と同点に追いつく。紡織にも退場者が連続し、合成に流れが傾きかけたが、サイド村上の得点や負傷した松野に代わりに入ったGK下野の活躍もあり、16分過ぎには27-24で紡織が3点リードする。合成は野田を軸とした攻撃も精度を欠き、守っても20番 藤山らに打ち込まれ、22分には6点差、32-26とされた。その後、両チームとも得点は伸びず、34-28でトヨタ紡織が6点差で勝利した。