JHL戦況報告

12月10日(土)

大崎 31-30 湧永
(15-18, 16-12)

『大崎電気、湧永製薬との接戦を制し8勝目!』
 湧永製薬は地元に首位の大崎電気を迎えての一戦。先週、大同に痛い星を落とした湧永は負けられない戦い。大崎が小澤の速攻とリバンドからのシュートで幸先よくスタート。湧永も大崎の高いディフェンスの裏をうまく使いポストで応戦。GK志水の好守もあり、9分まで5-4と僅差でリード。湧永は固い守りと樋口のステップシュートなど全員攻撃で徐々にペースを握り、15分過ぎまでに、10-5と主導権を握る。大崎も、途中出場の宮崎が得点を重ね応戦するも、リズムに乗れず、じりじりとリードを広げられ、23分には16-9と7点差となる。終盤に入っても流れは湧永であったが、連続退場者を出し、大崎に得点を許し、18-15の3点差で折り返した。
 後半、大崎は出だしから宮崎を起用、前半終了間際の勢いを持続、徐々に点差を詰め、4分過ぎには18-18と同点に追いつく。中盤に入り、両者退場者を出す激しい展開に。その中でシュートを確実に決めた大崎が逆転に成功し、リードを保つ。13分まで24-22と2点差。粘る湧永も佐藤、木村らが得点し、一進一退の攻防が続く。残り5分を切って30-30の同点、緊迫した展開に。ここで均衡を破ったのはやはり大崎・宮崎、カットインで決勝打となる31点目をあげゲーム終了。大崎が勝利を収めた。湧永は地元で2連敗、痛い星を落とした。