JHL戦況報告
12月11日(日)
湧永 33-26 合成
(15-16, 18-10)
『湧永見事な逆転勝利。地元初勝利で6勝目!』
地元で勝ち星のない湧永製薬は、是非とも勝利したい戦い。豊田合成のスローオフで始まった一戦は、ポスト15番今井の得点で湧永製薬が幸先よくスタート。3連続得点の後、豊田合成に撃ち返されるが、豊田合成の高いディフェンスを攻略し、優位にゲームを進める。豊田合成もすかさず、13番今村、10番森光らが得点し、10分まで、5-5と振り出しに戻す。豊田合成はここから、GK16番藤堂の好セーブもあり、たたみかけ4連取。14分までに9-6と3点差とし形勢を逆転させた。中盤以降も豊田合成ペースは変わらず、22分まで12-9とリードを保つ。湧永製薬は、17番古家が個人技で得点をあげるものの、ディフェンスが踏ん張りきれず、ペースがつかめないまま終盤へ。ここから、9番佐藤の連続得点、速攻から17番古家が打ち込み、一気に同点。その後点の取り合いで16-15、豊田合成の1点リードで折り返した。
後半、豊田合成はダブルマンツーマンを仕掛け、湧永製薬のリズムを崩そうとするが、シュートが決まらず、逆に途中出場の2番谷村、18番中浦に打ち込まれ、逆転を許す。6分までに湧永製薬が20-16と一気に4点差をつける。ペースを握った湧永製薬は、徐々に点差を広げ、14分には25-19と6点差とし、ゲームを優位に進める。豊田合成も4番野田、ポスト14番中村を中心に攻め、粘りを見せるが、要所で湧永製薬の23番東長濱に打ち込まれ、反撃できないまま終盤へ。湧永製薬がそのまま逃げ切り33-26で終了。途中交代して好セーブをみせた湧永製薬16番松村選手の活躍が光った。