JHL戦況報告

12月17日(土)

大崎 33-31 大同
(16-16, 17-15)

『大崎電気、大同特殊鋼を破りプレーオフ進出、首位に!』
 首位大同特殊鋼と2位大崎電気の一戦。序盤にペースを握ったのは大同特殊鋼。鋭い出足の速攻で得点を積み重ねると、10分には7-3と4点をリードする。ここで大崎電気はNo.77宮崎を投入、攻撃のリズムを変えて追撃をはかる。リードを広げたい大同特殊鋼はNo.9武田、速く追いつきたい大崎電気はNo.8東長濱の活躍で加点し、一進一退の攻防は続く。22分を過ぎても15-11、大同の4点リード。しかし、ここから試合が大きく動く。粘り強く大同特殊鋼を追いかけていた大崎電気は23分、No.13森のポストシュートからNo.77宮崎まで続く4連続得点で15-15、一気に試合を振り出しに戻す。その後、互いに1点ずつを取り合うと16-16、前半は同点で折り返す形となった。
 後半、立ちあがり主導権を握ったのは大崎電気、高い位置からプレッシャーをかけるディフェンスで大同特殊鋼オフェンスを押さえこむと、No.3小澤の速攻、リズミカルなボール回しからポストプレーで加点。さらにNo.1、GK浦和も好守を連発、10分過ぎには25-19と6点のリードをつける。前半とは一転し、追いかける立場となった大同特殊鋼はNo.2棚原のロングなどで追撃をはかるも、一度大崎電気に傾いた流れを引き戻すまでにはいたらず、時間は経過。大同特殊鋼は24分No.9武田からの5連続得点で意地を見せるもタイムアップ。後半の要所で強さを見せた大崎電気が勝利を収めた。