JHL戦況報告

12月17日(土)

車体 35-27 湧永
(15-13, 20-14)

『湧永、ホーム最終戦を飾れず、車体に完敗! 車体は、プレーオフ進出決める!』
 湧永製薬は地元4連戦の最後、全日本総合直前の大切な一戦。両者立ち上がりから激しい攻防。湧永製薬はポストを中心に、トヨタ車体はすばやい攻めから高智が3連取と持ち味を出した攻撃を見せる。序盤、先に主導権を握ったのはトヨタ車体、好調高智がミドルシュートを連発、12分までに7-4とする。中盤に入っても流れはトヨタ車体、湧永製薬はミスをしても必死のディフェンスで耐えるが、ルーズボールがことごとくトヨタ車体に拾われるなど運なく、得点を許す。22分、湧永製薬 東長濱、トヨタ車体 石戸と同時に失格、退場とエキサイトする場面もあったが、湧永製薬はここから粘りを見せ、15-13の2点ビハインドで前半を折り返した。
 後半、前半の流れを活かしたい湧永製薬だが、攻めきれず、速攻を許し、ジリジリと差を広げられる。7分過ぎには21-14と7点差とされる。トヨタ車体の退場を機に、点差を詰めたい湧永製薬は、樋口、仁平が打ち込み、15分には5点差に。しかし、慌てないトヨタ車体は、木切倉を中心に、切り替えの早い攻撃から門山・高智らが得点し、逆に点差を広げる。20分には29-19と10点差をつける。その後は、点の取り合いとなり35-27で終了した。終了間際に湧永製薬 佐藤がサイドから連続得点を挙げるなど粘りを見せたが、東長濱の失格が響き、湧永製薬は得点が伸びず完敗した。