JHL戦況報告
3月4日(日)
紡織 35-34 大同
(18-17, 17-17)
『トヨタ紡織九州、大接戦を制し最終戦を飾る!』
地元で最終戦を迎えたトヨタ紡織九州はスローオフ直後に大同のファウルで7mスローをもらい、No.20藤山が先制点をあげる。しかしすかさず大同No.15山城が得点し同点に。4分には紡織のファウルで大同が7mスローを投じるがNo.1GK松野の好セーブに阻まれる。一進一退の攻防の中、15分に大同No.14千々波が2分間の退場となり、このチャンスにNo.7呉、No.10海道が得点し、流れはトヨタ紡織に。しかし大同も21分にNo.15山城、22分にNo.7地引の得点で10対11と1点差につめより、目の離せない攻防が続く。23分には大同が2名の退場者を出しベンチはたまらずタイムアウト。タイムアウト終了後4人で攻める大同はNo.9武田がシュートを決める。アウェイにもかかわらず、武田の投じたシュートのすばらしさに観客も拍手を送った。結局前半を17対18の紡織1点リードで終了する。
後半に入ると大同の速さも全開になり、両チーム取ったら取りかえすスピーディなゲーム展開。観客は素晴らしいラストゲームに感動させられた。11分から20分にかけては、1点を交互に取り合う白熱した内容であった。結局21 分から連続得点に成功したトヨタ紡織が35対34で接戦を制し、地元ラストゲームを勝利した。互いのチームカラーを出せたのも両レフェリーの素晴らしいレフェリングがあったからこそであった。