JHL戦況報告

3月4日(日)

湧永 31-21 琉球
(14-13, 17- 8)

『湧永製薬、大差で勝利!』
 リーグの最終戦を勝利で飾り、来週のプレーオフに向けて弾みをつけたい湧永製薬は、琉球コラソンの3-2-1ディフェンスに対しNo.23東長濱のパス回しから全体が良く動き、開始6分までに5対1とゲームの序盤をリードする。それに対し琉球コラソンは立ち上がりこそマークチェンジが遅れ、ノーマークになることが多くみられたが、徐々にディフェンスが機能し始める。琉球コラソンはシューターを追いこんで打たせる形からNo.5村山の速攻などで粘り強くプレーし、16分には9対8と逆転に成功。しかしその直後退場者を出し同点とされると、一進一退の攻防が続いた。そこから湧永製薬はNo.17古家の活躍で抜け出し、14-13の1点リードで折り返す。
 後半に入り湧永製薬は相手退場の場面からNo.9佐藤のサイドシュートなどで加点し、8分には20対15として5点差にリードを広げた。何とか点差を詰めたい琉球コラソンであったが、持ち味であるスピードが落ち、攻撃パターンも単調に。湧永製薬のフットワークを活かしたディフェンスと後半から入ったGKNo.16松村の堅い守りを崩すことができず逆に点差を広げられ、湧永製薬が31対21の10点差で勝利した。